簿記3級で初心者がつまずくポイントと対処法!挫折しやすい人の特徴は?

簿記3級

簿記3級の勉強では、多くの人がつまずきやすいポイントがあります。

このことを事前に知っておくのと知らないのでは、勉強のはかどり方に大きく差が出ます。

 

この記事では、

簿記3級で初心者がつまずくポイントと対処法!挫折しやすい人の特徴は?

についてまとめました。

 

簿記3級 つまずくポイント

簿記3級の学習をスタートし最初は順調に進めていたのに、ある時急に学習ペースが落ち、一向に先へ進めなくなっているとしたら、それはどんな論点を学習しているときでしょうか?

試算表の作成、決算処理に入った後、精算表の作成、財務諸表の作成・・・、

今までは仕訳を暗記することで先に進める事が出来ていたのに、理解力を試される論点に差し掛かった時にたちまち学習が停滞してしまう方がいます。

簿記3級は簿記の基礎にあたるため覚えなければいけない部分もたくさんありますが、近年の本試験は暗記だけで突破できるものではなく、理解力を問うための質の高い試験となっています。

特に独学で簿記3級の学習をしている場合は、使っている教材から自分の力だけで理解をしていかなければならないため、意味が分からない所・難しい所は暗記で片付けようとしてしまいがちです。

そのため暗記では対処できない問題を見た時に、この先どう進めていけば良いのか分からなくなり学習がストップしてしまう、あるいは簿記3級の取得を諦めてしまう事になりかねません。

 

簿記3級 つまずく対処法

簿記3級の学習でつまずかないためには、分からない所をそのままにしない事が大事です。

使っている教材の説明をしっかり読むことで理解に繋がればよいですが、やはり質問できるすべがあると安心です。

学校に通っている方は講師に、独学の方は既に簿記3級を取得している知人などに、インターネット上でも質問できるようなサイトを利用して積極的に疑問を解決していきましょう。

そして、問題を解くことで理解が深まる場合もあります。

繰り返し問題を解き、その解答・解説を読むことで、行っている処理の結果が何を意味するのかを考えましょう。

理解しながら覚えたことは、意味も分からずただ暗記したものよりも持続します。

 

学習に時間がかかってしまうからと理解することを疎かにせずに取り組めば、簿記3級取得の先の目標や、さらに上級資格への挑戦、実務での応用にきっと役立ってくれる知識が身に付きます。

無理のないペースで計画を立て、論点を学習した後には必ず問題を解くことで着実に理解を重ねていきましょう。

諦めずに頑張って下さい!

 

簿記3級 つまずく人の特徴

簿記3級の学習を始めた理由は何ですか?

・就職あるいは転職のためのスキルとして、

・現在の勤め先で必要と感じて、

・短期間でパッと取得できるお手軽な資格を取りたくて、、、

理由は様々だと思いますが、学習の途中でつまずいている方の多くに簿記3級を甘く見ていた方が多いうに感じます。

「知人から3級なら簡単に取得できると聞いた」、「テキストはちゃんと読んでいるけど問題はあまり解いていない」など、近年の簿記3級試験についてあまりリサーチせずに始めてしまうと、その学習範囲の広さや深さ、理解するための練習量に驚き、ついていけなくなっているように思います。

現在の簿記3級の試験ははっきり言って簡単ではありません。

そのことを胸に止め、強い気持ちで学習を始めましょう。

暗記だけに頼らず、理解をしながら進める事を目標としましょう。

理解できていなければ合格できない試験だからこそ取得する価値があり、その後の実務に役立てることが出来るのです。

偶然合格はできたけど何も理解できていない方は、2級へのステップアップも厳しくなりますし、就職した先での仕事でも苦労することになります。

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